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沙羅双樹の時事霊視Vol.50
   
 
 『たるみきった海上自衛隊が国を亡ぼす』
 
 
2月19日海上自衛隊のイージス艦「あたご」が漁船「清徳丸」に衝突した。漁船に乗り組んでいた父親の吉清治夫さんと息子の哲大さんはいまだに発見されていない。
 
イージス艦は我々の税金で購入した一隻一千四百億円とも言われる。最新鋭の防空システムを備えた海上自衛隊の護衛艦だ。ギリシャ神話「イージスの盾」から命名されたもの。
盾は国民を守るもの、間違っても国民を傷つけたり、死に至らせてはいけない。
最新鋭の防空システムは漁船は小さすぎてレーダーにキャッチ出来ないのか。そんな馬鹿な!
 
イージス艦の見張り員が漁船を視認した時間が当初の防衛省の説明より10分早まったことや、首相官邸への連絡の遅れなどは、幼稚園で起きた事故を園児が園長先生に報告するより時よりもお粗末だ。
 
背広組だの制服組だのと縄張り意識が、防衛省を硬直化させている。幹部は自分たちの保身と、責任逃れにだけに明け暮れている。これでは、何かがわが国に降りかかった時(有事の際)ちゃんと国民の生命や財産を守ってくれるのか、はなはだ心もとない。彼らは単なる税金ドロボーなのか。
 
今回の衝突事故に至るまでにも、イージス艦情報の流出事件、インド洋派遣部隊艦艇の給油量をめぐる虚偽の報告と航泊日誌破棄(この航泊日誌破棄事件は上層部の意思が働いているはず)など、国民を無視したやりたい放題に尽きている。
 
最も看過出来ないのは、今回のイージス(護衛艦)艦の操縦に際し、酒を飲んでいたのではとの疑いがあること。陸上で言う車の飲酒運転である。しかもこの車はダンプカー以上の超大型車だから、軽四などにぶっつけたら一溜まりも無い。
時事通信は「あたごは衝突時、米ハワイ沖でミサイル試験を終え、横須賀基地(神奈川県)に寄港する途中で、ハワイ停泊中に乗員が艦内で飲酒した可能性がある」と報じている。
海上自衛隊の飲酒事件は今に始まった事ではない。インド洋に派遣された護衛艦の乗員が飲酒で減給処分を受けている。2002年12月には「あさかぜ」(護衛艦)で飲酒が発覚し、25人が懲戒処分を受けた。2003年7月にも、「はるさめ」(護衛艦)で飲酒した艦長ら86人が減給処分などを受けている。これは氷山の一角に過ぎない。たまたま摘発されたから表面化しただけで実態はこの何十倍もある。自衛官達は我々の税金で買った高い船の中で、我々の税金で買った酒を勤務中に飲んでいる。
 
海上自衛隊よ国を滅ぼす気か」。
 
現防衛大臣の辞任は時間の問題であるが、はやければ早いほど良い。
 
  
平成二十年三月九日 

沙羅双樹
 
 
 
 


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