『子育てに迷った時』
「自分の子供はまだ生後間もないのですが、どう育てたら良いか分らない」との相談をよく受けます。
相談をしたことでその母親は、正しい子育てに向かったので安心です。
相談することは、その母親は子供に対し「愛情」がある証拠です。
怖いのは相談をしないで、自分流に育ててしまおうとすることです。
子供を育てる過程ではいろんなことに遭遇します。母親1人で全て出来るほど生易しいものではありません。
先ず子供の父親、つまり夫に一番に相談することです。
事情があり、夫に相談できない時は、自分を育ててくれた母親に相談すべきです。時代が変わろうと、時が過ぎようと子育ての苦労は今も昔も変わりません。経験者に聞くのが1番です。
自分の母親も、この世にいないなどで相談不可能な時は、夫の母、あるいは、信頼できる子育ての経験者に相談する。
そう言う人もいない場合、市民センターなどで子育てママのサークルなどを見つけて参加することです。
悩みながら、闇雲に突き進むことは危険です。
特に叱り方、しつけの仕方などは、自分の感情のままに実行すると、いつの間にか子供を本気で叩いてしまったり酷い扱いをしてしまいます。
叱るときは心を落ち着けて、ここまでは良い、これから先は叱るべきと決めて、危険なものに触ろうとしたら軽く手を叩くていどに叱ります。
決して怒ってはいけません。
「叱り」は愛情から出るものです。「怒り」とは異なります。怒りによる暴力は、うるさいとか、嫌い、憎いなどマイナス要素から発生するものです。小さな子供でも自分が愛されて叱られたのか、母親が自分を憎らしくて叩いたのかを本能的に察知します。そして、記憶してしまいます。
子供の頭脳の配線は3歳までに80パーセントが完成します。脳の重さも生後3年で大人の80パーセントにまで増えます。
つまり3歳児はそのとき起こったことの80パーセントは深層心理に刻み込んでいるのです。
幼児期から少年期に掛けて暴力を受けて成長した人は、自分が子を持つ親になって、同じように子供に暴力を振るう例が多いのはそこに起因しています。
愛情で育てられた子供は愛情豊かな人に成長します。反対に暴力で育てられたら、将来家庭内暴力を振るったり、暴力的な行為をする人間に成長する可能性があります。
子供は、宇宙の生命が地上に降りて自分の意思で母親となってくれる女性の体内に宿ったのです。子供の生命がその母親を選んだのです。従って母親になった以上子供に愛情を注いで育てる使命を帯びているのです。