『後悔することをやめましょう』
「あの時、ああしておけば良かった。」とか、「こうしていたら今こんなに悩まなくて良かったのに。」などと、
よく後悔しますが、後悔は何の役にも立たないばかりか気持を一層落ち込ませます。
後悔することをやめましょう。もし、後悔の気持が湧いてきたら、「今度は同じ轍は踏まないぞ。」
と考えるだけにして、それ以上くよくよと悩まないことです。
先日知人が小さな交通事故に合いました。「あの道を行くべきではなかった。あのコースを選んだ為に
事故に巻き込まれた。失敗した!」と盛んに悔やんでいました。
「で、体は大丈夫でしたか?」と尋ねたら、「うん、小さい事故だったから体には至らなかった。しかし悔しい。」と言います。
「でも後悔出来るだけ良かったじゃないですか。」と言ったら、むっとして「何でですか!」と聞いて来た。
「その事故でもしあなたが死んでいたら後悔さえ出来ませんよ。今貴方はこんなにぴんぴんしているじゃあないですか、後悔どころか感謝すべきですよ。」と言ったら彼は黙ってしまいました。
彼の魂が宇宙に存在していた時に、彼の地上に於ける一生の設計図が出来上がっていました。
設計図によれば彼は地上にあって、まだすべきことが残っていました。
言い換えれば彼はまだ死ぬ時期に来ていなかったのです。
「あの道を行くべきではなかった。」と後悔する必要は全くありません。
後悔はやめましょう。後悔ほどエネルギーの無駄使いはありません。
後悔ほど精神衛生上有毒なものはありません。
後悔を捨てて、明日に向かって爽やかにスタートしましょう。
沙羅双樹