「小沢民主党を占う」
民主党の歴史で最大の汚点とピンチを迎えたのが偽メール事件であった。
前回の「時事霊視VOL12」で書いたとおり、偽メールに係わった当事者達が「辞めたくないシンドローム」に罹らず、直ぐに潔く辞めておれば、民主党がここまで国民の信頼と支持を失わずにすんだはずである。
しかし、偽メールを取り扱った民主党ばかりを責めるのはおかしい。このメールの原点は20億円とも言われるホリエモンの選挙対策資金が何処へどう流れたかを調査する為の脚ががりとして使った情報が贋物であったというだけで、動いた金まで存在しなかったわけではない。
粉飾決算などで、偽の情報を提供し、22万人の株主や取引先に大損害を与えたホリエモンを、我が弟、我が息子と褒めあげたり、首相とホリエモンと私とで日本を改革しますと大見得を切った大臣など自民党にこそ、犯罪者を国会へ送り込もうとした重大な責任がある。
政府・与党の矛盾をどれだけ追求できるかが、小沢民主党に与えられた命題である。
現政権は、改革とは掛け声ばかりで、いっこうに進めていない。
特殊法人を無くし、官僚の天下りを止め、談合をゼロにすれば、消費税を上げなくても充分に国の財政は維持できる。
最近、世論がやかましくなったので、佐世保と岩国の防衛施設工事を競争入札にしたら、落札価格が予定価格の40~30%安くなった旨報道された。今まで気が遠くなる程の無駄なお金がゼネコンや、族議員に流れていた事か。全て我々が納めた税金から支払われているのだ。
小沢氏が民主党党首になった事は、大変良いタイミングである。
国民が今の政府・与党の政策に対して疑義を感じ始めて来ている。四点セット問題を始め年金問題、老人医療問題、所得格差、そして靖国神社参拝問題等等、国民は劇場型政治に飽きて、本物の政策を求め始めたて来た時でもある。
小沢民主党は次の参議院選挙では、民主党の議席を飛躍的に伸ばすであろう。
そして次回の衆議院選挙では、やっと、我らが日本に「二大政党時代」を築くことであろう。
これは、小沢氏を除いては他にいない。大いに期待できる。